2009年05月10日

沖縄編 その八

考えてもしょうがないので、通しリハが始まる前に、バンドの各楽器の音をもらい音決めを行なった。
ジョージ氏のキーボード類がオーバーハイム一台だけだったのは録音する側は助かった。
シンフォニー、合唱は通しリハの中で決めていくことにした。
さあ通しリハの始まりである。
後ろに座るディレクターの衛藤氏に、スコアーを追ってもらい、でてくる楽器を、でてくる少し前に後ろから怒鳴って教えてくれるよう依頼。
何かあったらすぐ飛び出せるよう、スタッフも緊張の面持ちでスタンバっている。ステージ側には二名いるはずだ。
音楽が静かにスタートした。
平良トミさん(琉球演劇の俳優さんである)が語りだした。
沖縄方言で意味は所々しかわからない。しかし、語り口の素晴らしさに鳥肌が立ってきて、その世界に入り込んでいった。《この時から私はすっかりトミさんのファンになり、東京で公演があるたびに花束を持ってみに行くようになった》
この後、徐々に出てくるシンフォニーのバランスと音を決めていった。微妙なマイクのリセットは、後で自分でやるつもりであるが、大まかなマイクの位置移動や、マイクの変更をスタッフに矢継ぎ早に伝え、ステージに走らせる。
100本以上のマイクがつながったミキサー卓は、私をぐるりと取り囲んでいる。
椅子になんか座っていられない。
posted by アナログオヤジ at 18:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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