2009年05月10日

沖縄編 その十五

粟圀さんのコンダクトが、さらに激しく大きくなった。
バンドとシンフォニーが激突するクライマックスへの合図である。
ディレクターの声も、途切れ途切れにしか聞こえない。
もうここまでくると、私もあとの二人の頭の中も、沸点を通り越して、演奏の激流のなかを楽しみながら漂っている。
声を出すのも面倒だ。
指示など出さなくても、勝手に向こう岸に泳ぎ着くだろう。
バンドの演奏に、シンフォニーが大波のようにかぶさって激突した。
【モニターボリュームを下げる気はさらさらない。きっとアンプは悲鳴を挙げているだろう 「頼むぞ!最後までもってくれ〜!!」おわったら火を吹いてもかまわない・・笑】
演奏は、二つの巨大な龍が、のた打ち絡み合い、凄まじいカオス状態だ。
粟圀さんも、さらにエキセントリックなコンダクトになっている
【演奏者全員を着地点に導くために頭の中は噴火しているだろう】
posted by アナログオヤジ at 20:03| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
なつかしい。1980年6月のことだったと思います。昨日、他界された平良とみさんがこのサイトを教えてくれた気がします。あの時のおばーの語りは迫力あった。亡き粟国さんの指揮も何ともいえない気迫がありました。私は合唱団員としてステージを同じ空間を共有させてもらいました。青春の大切な思い出です。
Posted by 朝倉明 at 2015年12月07日 23:55
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